MacでPowershellを動かしてみた
最近Powershellを叩いていることが増えたので普段使いのMacでも使いたくなった.
というわけで環境を用意した際のメモと所感.
目標
- Mac 上で Powershell を叩く
- 入力補完してくれるエディタをインストールする
- どこまで動かせるか確認
メモ
- Mac 上で Powershell を叩く
公式のドキュメントを参照.
Powershell は現状Github上に公開されていて, 動作環境として Windows はもちろんのこと, Linux, Mac までサポートしてくれている.
今回インストールした環境には brew をインストールしてあったため, ドキュメントの brew を使った方法通りに進めて, インストールできた.
- 入力補完してくれるエディタをインストールする
なにも考えず Visual Studio Code を使う(ダウンロード, Powershell拡張のインストール).
普段使いは Atom だけど, Atom でしかできないことを最近やっていないのでいっそ VSC に移行してもいいのかもしれない, と思った.
プラグインの数は Atom の方が多いので, いろいろと動きやすい環境を作るのは Atom の方がいいような気はしてる.
Atom で language-powershell, atom-terminal-powershell, ide-powershell を試したものの, Key-binding がぶつかっているのかF5などで実行を確認できなかった(Visual Studio Code でサクッとできるし, もうそっちでいいんじゃないかって気になったので深く調べてない).
- どこまで動かせるか確認
- PowerShell クックブックにあるもののいくつかを試して見た
- 数値演算, 文字列連結(マルチバイト込み), パイプラインなど基本的な操作, ターミナル上での入力補完, オブジェクトへのアクセス($var.Countとか), .NETオブジェクトのプロパティへのアクセス($today = Get-Date; $today.DayOfYearとか) → 問題なく動作, .NET回りは基本的に触れそう(たぶんもっと突っ込んでいったときにコケそう)
触った時の図はだいたいこんな感じ
- pwsh 上で Mac のコマンド群(とりあえずbrew update) → 動いた, 呼んだshellをpwshがまた包んでいるんだろうか
- WmiObject, ComObject → そんなものはない
所感
WmiObject, ComObjectは触りたい気持ちがあったので, 予想はしてたものの触れなくて残念な気持ち.
ただ今まではVisual Studio for Macで.NETを触っていたことを考えると, やはりshellから.NETオブジェクトに触れるのは嬉しい.